7月3日の日記
2004年7月3日何だかんだ言いつつ今日はヒルズまでMoMa展を見に行って参りました。
いわゆる美術展ってものはガキの頃ドイツにいた時にそれこそ腐るほど見に連れて行かれたけど、現代美術の展覧会ってのはあんまり見なかったような気がしないでもない。かといって前衛アートに触れる機会がこれまでの人生で全く無かったという訳では当然なく超新鮮!って言うほどの刺激は無かったけど、なかなか面白い展覧会だった。
眼鏡オヤジがひたすらメシ食ってるのを奇妙なアングルから映した映像とか、壁に上半身の埋もれた等身大の蝋人形とか、40個の額縁をパズルのように並べた展示作品とかが個人的には気に入った。
このテの展覧会に関して良く聞く感想に「何が言いたいのかわからん」ってのがあるけれども、実際何が言いたいのか良く理解できる作品の方が少ないのが美術ってやつだろう、と思う。
ところで現代美術とはある意味対極にあるコミッカーズとかに載ってるような感じの最近主流のコミック系イラストってのは、目指してるものが単に「カッコイイ」とか「カワイイ」とか「綺麗」とかそういう次元のものが殆どなわけで、非常に意図が分かりやすい。結果としてその分かり易さがそれらのイラストに世俗性を生んでるのかも知れないが、ヘタレながら絵を描いてる身としては、それらの分かり易さを超えた先にある「なんかスゴイもの」をいつか作ることが出来れば本望だなぁ、と思う。
いわゆる美術展ってものはガキの頃ドイツにいた時にそれこそ腐るほど見に連れて行かれたけど、現代美術の展覧会ってのはあんまり見なかったような気がしないでもない。かといって前衛アートに触れる機会がこれまでの人生で全く無かったという訳では当然なく超新鮮!って言うほどの刺激は無かったけど、なかなか面白い展覧会だった。
眼鏡オヤジがひたすらメシ食ってるのを奇妙なアングルから映した映像とか、壁に上半身の埋もれた等身大の蝋人形とか、40個の額縁をパズルのように並べた展示作品とかが個人的には気に入った。
このテの展覧会に関して良く聞く感想に「何が言いたいのかわからん」ってのがあるけれども、実際何が言いたいのか良く理解できる作品の方が少ないのが美術ってやつだろう、と思う。
ところで現代美術とはある意味対極にあるコミッカーズとかに載ってるような感じの最近主流のコミック系イラストってのは、目指してるものが単に「カッコイイ」とか「カワイイ」とか「綺麗」とかそういう次元のものが殆どなわけで、非常に意図が分かりやすい。結果としてその分かり易さがそれらのイラストに世俗性を生んでるのかも知れないが、ヘタレながら絵を描いてる身としては、それらの分かり易さを超えた先にある「なんかスゴイもの」をいつか作ることが出来れば本望だなぁ、と思う。
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