7月27日の日記

乙会の講習の初日だった。一限と三限を受講してたので二限の間は自習室でまったり過ごそうと思ったところ、自習室として教室が空くのは午後四時以降との事で授業までの間の居場所に困り、街を適当にウロウロ。一度行ったきり辿り付けなかったレコファンの場所をようやく確認。マックにてシェイクとBLバーガーで一時間過ごし、「こころ」読了。古い割にエラく変則的な構成の小説だった・・・。
講習を終えた後イケベ楽器の四階にてチャパティや藤江のバンド「タートルヘッド」の参加するライブイベントを見る。楽器屋の最上階ってんじゃしょうがないけど、ハコがとんでもなく小さくてビビる。多分高校の教室より小さい。隅にある自販機にごく普通に缶ビール売ってて引く。そんでもって照明スタッフの兄さん除けば明らかに未成年しかいない会場内にごく普通にその空き缶が転がってて引く。
最初のバンドのコピー曲がバンプ、イエモン、ブランキー、ミッシェルというある意味モロなラインナップ。しかしその演奏のしょっぱいのなんのって。「赤いタンバリン」とか「リリィ」とかなまじ原曲良く知ってるだけにとても聴けたもんじゃなかったぜ。「世界の終わり」を勝手に「聴いてください、「世界の終わりで愛を叫ぶ」」って、お前タイトル変えてるし。なんて事を愚痴ったら「んな文句言ってる暇あったらちっとは自分のベース練習しろやゴルァ」と吉川にツッコまれる俺。「そんじゃあもう家帰って練習して良い？」と訊くと「それはダメ」と言われた。
曲のノリも考えずにとりあえず騒いでるだけの、おそらくロクに演奏も聴いてないような体育会系バカの連中にはウンザリした。By the wayとか明らかに暴れるようなノリの曲じゃないと思うんですけど・・・。
会場の後ろの方で萎えてクサッてると、ツレの女の子と一緒にいるエロケンに遭遇。何故か彼の顔にケシゴムのカスみたいなもんが大量に付着してた。本人にも心当たりがないらしいが一体あれ何だったんだろう・・・。
珍しくボーカルが女子のバンドも参加していた。ミッキーの声マネとかいうあんまり凄くないスキル駆使して異様なテンションのマシンガントークを連発するややイタいお方でしたが、歌は上手い。川合が狙ってる、みたいな事を聞いたが一体どういう意味合いでの事なんだろうか。ちなみにそのバンドのベースの女の子が結構可愛くて、後半ほとんどその子の方しか見てない俺。アホ。
そんでもって我らがタートルヘッド。会場最前列に勲、キム、池田、河西、大槻、ボムボム、ほっしーらが参戦し、暴れまわる彼らにもみくちゃにされる。藤江が途中からキノコの被り物をして演奏というオモシロプレイ。恥ずかしいのかいつも後ろを向いてたけど。暑くて藤江の脱いだキノコが当然のように周囲の連中によって俺の頭にパイルダー・オン！中が藤江の汁まみれで気持ち悪かった・・・。結局、どこもパンク系のコピー中心でみんなベタな曲ばっかやるもんだから各バンドの持ち曲がやたら被りまくりのイベントだった。みんなSUM41にオフスプ大好きなのね・・・。俺も好きだけど。
タートルヘッドの演奏終わると共に開成組はみんな帰るノリだったので、疲れてた俺も便乗。混んでる埼京線と京浜東北線に揺られて帰る。