カプコンデザインワークス
2006年1月18日 読書
先日つい欲望に負けて一年位前から欲しいと思っていたカプコンデザインワークスをとうとう買ってしまった訳だが、コレがもう絵描きの端くれの俺としては素晴らしいとしか言いようがない内容でありまして、大満足でございます。これだけハイクオリティなイラストがフルカラー240pで2500円とか、こういう時ばかりはエンターブレインのことを尊敬してしまうね・・・。ネットやら同人やらの横行でプロとアマチュア両者の区別が曖昧になっていく中、彼らの絵を見てて思うのはとことん、「どこまでも職人だなぁ」ってこと。「自分のやりたいことだけやってれば良い」とか「他人が分からないならそれで良い」みたいなスタンスも世の中一概に間違いとは言い切れないのだが、そういう次元を乗り越えたところでしか達成できないものってのも確かにあって、この本を見ているとその事を痛感する。この骨太で、どこか温かみのある感じ。彼らになら世の中の全てだって線で描けるんじゃないかという懐の広さ。やっぱり俺にとって、永遠の目標となるべき人たちだなぁ、と改めて思い直しました。とりあえず聖書認定。
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